突発無限のファンタジア

急遽たちあがった「無限のファンタジアを遊ぼう!」企画。たちあがったのが試遊会セッション後で、帰宅後に友人達に電話かけまくってメンバー決めて、翌日昼からのセッションでした(^^;

無限のファンタジアはわりと(というか思ったより)普通にファンタジーな感じのシステム。キャラクターは「種族」と「クラス」を選択し、それぞれに設定されている能力値*1を合計します。その上で体型*2や生まれ日*3、旅団*4に入る前までの過去*5などを設定して、できあがり。

キャラクターは完全ランダムで作ることも可能です。でもほんとにお試しで遊ぶ、って時以外はちょっと考えながら作った方がいいんじゃないかなと思いました。

キャラ絵がカラーでたくさん載ってるので、それをみて気に入った絵柄*6にあわせてキャラデータを作る、とかもできるので、初心者でも比較的さくさくキャラを作れそうな気配がありました。

あと特徴的なのは「旅団」の設定かなぁ。単に「仲間」だから一緒に冒険する、っていうんじゃなく、同じ目的意識をもった「同士」みたいな感覚があります。これはどんな旅団*7にして、その旅団がどんなコンセプト*8に則って行動するかとかが経験値に直結するからかなーと。

ちなみに経験値をもらう為の「達成目標*9」は旅団とコンセプトを決めると自動的に決定する*10ですよ。

ゲームのほうは、というと「d20下方ロールで能力値以下を出せば成功」という物でした。で、能力値を2で割った物以下なら2レベル成功、さらに2で割った物以下なら4レベル成功*11…というように、出目が小さければ小さいほど極端によくなっていくというステキセッティング。


実を言うとこれがなかなかわかりづらくてなぁ。最近d20上方ロールなdd3eをかりこり遊んでるもんで、頭の中でごっちゃになってしまってた感もあったけど…たぶん、こっちが成功しても「より以上の成功」をだされてしまうと失敗したのとほぼ同じ扱い*12、ってあたりがわかりづらかったのかも。

あとちょっと気になったのが、ダイス目が悪いとどうにもこうにも(戦闘が)停滞しがちだってこと。いやまぁどんなシステムでもそうなんだけど、打開策を練ることができないってのはやっぱり辛い。

それからシナリオ的にあとどのくらいでラスト戦闘なのかがわからないと、リソースを突っ込むことができなくて停滞する*13、ってのもありそう。

とりあえずシステム的にどんなんかはだいたい把握、「とりあえず」で遊ぶ分にはさくさくと時間をかけずに遊べそう。なんとなくコンベンションとかに向いてるような気がしましたです。

*1:体・技・心の3種類があり、それぞれ肉弾戦・特殊能力戦・魔法戦…という感じに使いどころが決められてるのです。

*2:痩せ型、がっしり、繊細、細身など、結構イメージを喚起させるような表現になってたです。どれを選ぶかで能力値に+-1ぐらいで違いがでます。

*3:月は関係ないけど、日は能力値に+-1ぐらいで影響が出ます。

*4:冒険者のグループ。パーティとかいうとわかりやすい?

*5:これも能力値に影響がでるです。+-1ぐらいですが。

*6:同じクラスでも美形がいたり肉体派がいたりショタ系がいたりといろいろあるのだ

*7:冒険するのを目的とした「冒険旅団」とか悪を討伐するのを目的とした「正義の使者(だっけ?)」とか。ほかにも「冤罪お尋ね者集団」「秘密結社」「めざせ勇者!」など、いろいろ。

*8:「誇り」を大切にするとか「挑戦」することに意義を見出すとか。他にも「人を殺さない」とか「かばいあうことは美しい」とかいろいろ。

*9:「HP半分以下になる」とか「カウンターで敵を倒す」とか「味方をかばう」とかいろいろある。

*10:旅団選択時に旅団ごとに決まっているのが3つ、コンセプト選択時にやっぱりコンセプトごとに決まってるのが3つ。あわせて6種類の達成目標が決まるのだ。

*11:2の2乗で、4っちゅーことらしい。現にその上は2の3乗で8レベル成功だ。

*12:もちろん失敗とは違うんですよ。失敗の場合はさらに追加で特殊攻撃が発生したりするけど、成功さえしてればそーゆうのはめったにこない。

*13:リソース=各個人の特殊能力 ね。使用回数に上限があるので、どのくらいまで使ってもラスト戦闘に持ちこたえられるかってのがよくわからなかった。